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見えてきた「妙高の次のフェーズ」行政が動き始めた、リゾート開発のその先へ。

ここ最近、妙高エリアのリゾート開発に関するニュースが続いています。

5月14日の上越タイムスでは、
「上越振興局に副局長級ポストを配置」という記事が掲載され、
5月13日の新潟日報でも、妙高リゾート圏形成に向けた新組織設立について報じられていました。

これまで「民間主導」で進んでいる印象が強かった妙高高原のリゾート開発ですが、ここに来て行政側も本格的に動き始めています。



“開発”ではなく、“地域運営”の話になってきた

今回の報道で共通しているのは、
単なるホテル建設やヴィラ開発の話ではない、という点です。

記事内では、

* 道路整備
* 二次交通
* インフラ整備
* 人材不足
* 住居問題
* 行政との調整
* 地域事業者との連携

など、かなり現実的な課題が挙げられていました。

つまり今、妙高は
「リゾートを作る段階」から、
「地域としてどう受け止めるか」の段階に入ってきているように感じます。



行政も“専門チーム”を設置

新潟県は、妙高高原エリアの大規模リゾート開発に対応するため、上越振興局に副局長級ポストを新設。

さらに妙高市も、庁内プロジェクトチームを設置済み。

加えて、新潟日報の記事では、
6月1日付で県・上越市・妙高市・糸魚川市が連携し、新組織を立ち上げることも報じられていました。

背景には、

* 海外資本による投資拡大
* インバウンド需要
* 長期滞在型リゾートへの期待
* 2028年開業予定の大型開発

などがあり、行政としても“従来の観光地対応”では追いつかないフェーズに入っていることが読み取れます。



妙高で求められる建築も、少しずつ変わっていく

こうした流れの中で、建築に求められる役割も変わっていくはずです。

ただ見た目が良いだけではなく、

* 雪国で本当に快適に過ごせる性能
* 高断熱・高気密
* 維持管理のしやすさ
* 長期運営を前提とした設計
* 地域気候への理解
* 除雪や動線まで含めた計画

そういった“地域に根ざした建築”が、これまで以上に重要になっていくように感じます。



地元だからこそ見えること

妙高は、全国的に見ても特別なポテンシャルを持つ地域だと思います。

一方で、
豪雪地帯特有の課題や、
インフラ・交通・地域コミュニティとのバランスなど、
外からは見えにくい部分も多くあります。

だからこそ、
この土地で長く家づくりをしてきた経験や感覚は、
これからさらに価値を持っていくのかもしれません。

リゾート開発が進む今だからこそ、
“建てる”だけではなく、
「この地域でどう暮らし、どう運営していくか」

そんな視点が、これからの妙高には必要になっていく気がします。



出典

* 上越タイムス 2026年5月14日 朝刊4面
「上越振興局に副局長配置へ 妙高高原リゾート開発 インフラ整備関連で」
* 新潟日報 2026年5月13日 朝刊5面
「妙高リゾート圏形成促進へ 県、上越に新組織」